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2010年3月7日日曜日

出発

1時間ほど前にガソリン給油所がガソリン切れで、
また出発したはずの港に戻ったと電話があったけれど、

今日午後4時にスティーブが今年も漁に出発した。

下のバックデッキで手を振ってるのはスティーブ

スティーブの乗るボート『CA-DENⅡ(ケイデン2)』

朝8時から港に出て、正午までには出発だったはずが、準備がすべて終わっていなかったのと、
クルーの一人が来ていないということで出発が延期に。

なんと話によると、そのクルー・マティが夕べ酔って他のボートのクルーを刺したんだとか・・・
怖っ・・・!!
それで、刑務所に入ったとかなんとか・・・・・

よくスティーブが、遠洋漁業にでるクルーの中には犯罪者が多いっていう話をしていたけど、
こんなにリアルに起こるとは思わなかった・・・

マティ、数日前に会ったときはあったかそうな人だったのに。

まぁそんなこんなでスティーブともうちょっと一緒に居られた。
ランチしたり芝の上でゴロゴロしたり。

ランチの時に。ハンナとパパのビッグキッス

後で発覚したことだけど、実はマティ、捕まってなくて、事実は闇の中。
昼前には、刺された人の兄弟といとこが「他に誰が関わっていたんだ」「リベンジする」とか言って港に来たりして、結構物騒なかんじだった。
とにかくキャプテンがマティはもう要らないと言ったから、
スティーブが彼の荷物を持って公園で渡すことに。

会ってみると、自分がやったんじゃない、事故だったという話。
マティは酔っていてスピードもやっていたとかいう話だから、実際はどうなのかわからないけど。
マティ、3ヶ月のベイビーがいるのに・・・。

どうにか罪を晴らして途中からオンボードしたいみたいだけどね。
今回の漁、ベテランと呼べるのがスティーブ本人入れて全10人中4人しかいない中、
マティが抜けたら(キャプテンはデッキの仕事はしないから)ほんの2人だけしかちゃんと仕事を知ってる人がいないわけで、スティーブもマティが戻れるなら戻ってきてほしいと思う気持ちが強いみたい。
キャプテンとクルーの間に立ちながらクルーに指示を出して、新クルーたちに漁について一から指導しながら自分もホタテの処理をするという、体がひとつでは足りなくなりそうだ。

出発間にいろんなことが起こって少しナーバスになっていたスティーブ。
もう起こりうる最悪の事態は起こってしまったから、後は前進するだけだよと励ました。


午後4時、準備が整って、スティーブが私とハンナにビッグハグ&キス。
新クルーにあれこれ指示を出しながら、出港。
上のバックデッキから私たちに大きく手を振っていた。

2ヶ月したら会えるし、2ヶ月なんてあっという間。
彼が仕事をしている場所や様子がわかると、知らなかったときよりもなんとなく気持ちが楽だ。
そう強く心を持って、いくら我慢したって、頭と心じゃやっぱり違うのね。
どうしたって涙は流れてくるものみたい。
ハンナも、いつもとちょっと違うバイバイを感じたのか、
声も出さずにただ遠ざかっていくパパの乗った船を眺めていた。

真ん中に見えるのが『CA-DENⅡ』
ハンナとビーチから眺めた。

後は、とにかく彼の無事を祈るばかり。

明日の夜にはアデレードだ。
家族とすごせるから、ちょっとは気持ちが晴れるかな。
楽しみだな。

2009年12月8日火曜日

7ヶ月バースデイ

昨日でハンナは生後満7ヶ月になった。



毎月、早いなーと思う。
先月できなかったことが今はできていたり、ちょうどよかったはずの洋服がパツパツになってたり、成長してるんだなと実感する。
果たしてその両親は、親として成長しているのかどうか・・・。

ここ一週間ほど、ハンナは夜に良く起きる。
2,3回は必ず起きる。7時半には就寝するものの、10時頃に一度、そして夜中に2度ほど目覚めてはなかなか寝付かない。これまではなかった傾向だ。
歯が生えてくるのでそうなのかな、と、そうだといいな、と。
それにここ2ヶ月は移動が多くて、なかなか生活のルーティーンを作ることができなかったのも関係しているのかも。
これから徐々に慣れてくるといいな。

さて、昨日は町のハードウエアストアの奥さんカレンと娘が友達を連れてハンナに会いに来た。
9歳の娘トルビーは美人さん。ハンナが大好きで、以前もほかの友達を連れて遊びに来た。
はじめはハンナをすごくかまうんだけど、最後にはハンナのオモチャで友達と遊び始める。
昨日はなんと、スティーブがアデレードから持ってきた、彼の若い頃の宝箱に入っていたフェイクのウンチと嘔吐物で遊んでいた・・・。
「ガールズよ・・・」と止めたものの、二人は大変気に入っていたようだ。
カレンは私の腰を心配して来てくれて、必要なものはないかと、ひとつ二つ頼んで買ってきてもらった。

こうして人が来てくれるというのは、本当にありがたい。と、しみじみ感じた。

夕方6時。スティーブが初日の仕事を終え帰宅。Mt.Buffalo(マウント・バッファロー)というここから約1時間の山を歩いてきたようだ。
仕事は、山のトレッキングロードを歩きながらメンテナンスの必要があるかないかチェックし、のちにメンテナンスをする仕事とのこと。
一緒に仕事をするルディはとてもナイスガイ。しかもいろいろなことを知っているのでスティーブはいい仲間とふたりの仕事でたくさんのことを学べる上に、自分の好きなトレッキングを仕事の内でできることにとても喜んでいる。
8週間限定でも、していて楽しい仕事が見つかってよかった。
この経験で今後の就職活動もかなり有利になるとの事。イエイ!

夜は、アンディの経営するFloat Room(フロートルーム)へ、腰痛緩和のために。
フロートルームとは、フローテーションタンクという光も音も遮断されたカプセルの中で34.5度に温められたエプソムソルトという塩を使った水溶液に裸で浮かぶリラクゼーションだ。
この水溶液は海水の5倍の濃度があり、体をよく浮かばせることができる。
これに入ると、体がすべての重力から開放される。だから、張っていたからだの筋肉も節々もすべてニュートラルになる。
そして、音も光も閉ざされたカプセルの中では体だけではなく心も解き放てる。
オリンピック選手も利用しているというはなし。
東京にもあるという話なので、興味のある方はぜひ試してみて!


(詳細はhttp://www.floattank.com/what.html ※すべて英語です。日本ではアイソレーションタンクとして知られているようです。)

一時間半のセッションの後、体はとても軽くなった。明日朝起きたときが楽しみだ。